「懸命にプレーする」 ベッカムが衛星会見で意欲
【ロサンゼルス12日AP=共同】サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードから今年夏、米プロリーグMLSのロサンゼルス・ギャラクシーに移籍することが決まったベッカムが12日、マドリードから当地への衛星中継で記者会見し「スーパースターになるためでなく、チームの一員として懸命にプレーし、勝利するために行く」と抱負を述べた。
元イングランド代表主将のMFは「サッカーを米国一の人気スポーツにするために行くわけではない。ただサッカーはものすごい可能性がある。今までにないものをつくり出せるかもしれない」と話し「わたしは米国で、欧州やほかの国ほどは知られていないことは分かっているが、ギャラクシーでプレーすることでそれが変えられればいい」と決意を示した。
移籍には米人気俳優のトム・クルーズさんの助言があったことも明かし「ロサンゼルスに友達がいるのは大きい」と話した。
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[ 共同通信社 2007年1月13日 12:06 ]