Jリーグは20日の理事会で、契約ランク最上位のプロA契約選手の最低基本報酬を年間480万円とすることを承認した。来季の契約から導入する。
現行の契約制度は選手の年俸高騰によるクラブの経営悪化を防ぐために1999年から導入された。プロ契約にはA、B、Cの3ランクがあり、いずれも最低額に関しては規定がない。
1部(J1)クラブはプロA契約選手を15人以上、2部(J2)クラブは同5人以上保有しなければならない。Jリーグによると、昨季はプロA契約で基本報酬が480万円未満の選手がJ1で4人、J2で30人いた。
鬼武健二チェアマンは「Jリーグ選手協会の要望もあり、地位向上の一環として認めた」と話した。
(了)
[ 共同通信社 2007年3月20日 18:30 ]