イタリアサッカー協会のジャンカルロ・アベーテ会長の言葉は、ドナドーニ監督を驚かせるようなものではなかった。月曜日の午後にラジオ番組『ラ・ポリティカ・ネル・パッローネ』に出演したアベーテ会長は、ドナドーニに対する「期間限定」の信頼を表明した。
「ドナドーニとはユーロ2008までの2年契約を結んでいる。本大会出場を目的としており、良い結果が出た場合には十分に考慮される。まずは一歩目から始めよう。オーストリアとスイスでの大会に進むことだ」
リッピの復帰に関しては。
「リッピはドナドーニを十分に尊重しているため、そういったことは絶対に口にしないだろう。彼の発言は、幅広い話題についていろいろと話していた文脈の中から、恣意(しい)的に抜き出された一部分だった」
一方のドナドーニも、アベーテ会長の発言に全く驚いていない様子だった。
「真実を言っただけだ。私は2008年まで契約している」
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[ スポーツナビ 2007年10月16日 11:34 ]