リバプールのセンターバック、ダニエル・アッガーは今シーズン末まで戦列を離れなければならないかもしれない。数日前、2007年のデンマーク最優秀選手に選出されたアッガーだが、喜んでいる余裕はなかった。右足の中足骨の骨折のため昨年9月からチームを離れていたアッガーは、数日前に復帰を果たしたものの、何度か練習を行っただけでけがが再発。今シーズン中にプレーできるかどうかも危うくなってしまった。
その穴を埋めるため、すでにリバプールはゼニト・サンクトペテルブルクからスロバキア人マルティン・シュクルテルを獲得したが、昨シーズン重要な活躍をした選手の1人を欠いているラファエル・ベニテスが、多少の不安を感じていることは間違いない。
アッガーは昨年のチャンピオンズリーグ(CL)では、準決勝のチェルシー戦で逆転勝利につながるヘディングシュートを決め、リバプールをアテネでの決勝に導いた。今年はおそらくCLに出場することはできないだろう。インテルにとっては有利な要素が一つ増えることになる。
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[ スポーツナビ 2008年1月15日 11:52 ]