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2006年 08月 30日
そしてこの試合、アウェイ、対ブラックバーン戦に初めてバラック、右サイドバック、ブラルーズそしてゴールキーパーのツェフがスタメンで出場した。チェルシーは前半、チームとしてほとんど機能していなかった。ディフェンスもただ跳ね返すだけだった。後ろから前へのつながりががほとんどなかった。コンビネーションの問題でリズムが作れず、一人一人がどこでボールを欲しいのかわからないような感じだった。対するブラックバーンは積極的に試合を動かしていた。 後半は前半に比べボールがスムーズに動くようになった。48分FKからペナルティエリア内でジョンテリーが倒されてPKを獲得、それをランパードがきっちり決めた。1-0。 55分、カルーに代わってドログバが入る。80分センターライン付近でマケレレ、ランパードがボールを奪取そこからカウンター早いつなぎドログバへ、ドログバはドリブルで持ち込み相手ディフェンダーに掴まれながらも驚異的な身体能力で置き去りにしきっちりゴールを決めた。この点でドログバはスタメンから外された自分の存在をアピールした。 この試合、初スタメンだからしょうがないかもしれないが、バラックは孤立していたように思う。前半、チェルシーは選手と選手のイメージが共有できていなかった。それはしょうがないと思う。なぜならバラックやシェフチェンコ、カルーなど新しい選手そして新しいチームだからだ。怪我人も多く練習もあんまり一緒にできていないことだろう。さらに今年はシーズンが始まる前にワールドカップがあった。この新しいチーム特有のコンビネーションの問題を打開するにはそれぞれがお互いの特徴を理解しあい、とにかく試合を重ね、パスをまわし、コミュニケーションをとる、そしてチームとして決まり事を作るしか無い。本当にまだまだお互いの関係ができていないし、試合をしながらチームを作っていくしかないのではないか?そういう意味でコミュニケーションを取るという意味で監督も含め選手一人一人がお互い言いたいことを主張すること、そしてその環境をつくることも大事なのではないかと思う。時にはお互い言いたい事を言って喧嘩をするのも大事だと思う。 一つ心配な事は前節対ミドルスブラ戦でもやらている、サイドからの高くて早いボールにDFが被ってるシーンが何回か見られる。これはどこのチームにとっても対応するのは難しいかもしれないが、今のところチェルシーの弱点はこのサイドからの高くて早いボールじゃないかと思う。54分に、ツェフがスーパーセーブで得点を許さなかったものの、リカルドカルバーリョは完璧に頭の上をこされフィニッシュに持って行かれてしまっていた。 チームとして発展途上のなかできっちり勝利。これからどういうチームになって行くのか楽しみだ。 Squad: Friedel, Khizanishvili, Ooijer, Neill, Emerton, Bentley, Savage, Reid, Pedersen (Gallagher 69), McCarthy, Roberts Unused Substitutes: Brown, Todd, Kuqi, Jeffers Booked: Khizanishvili (90) , Ooijer (49) , Savage (25) Chelsea Goalscorers: Lampard 50 (pen): Drogba 81 Squad: Cech, Boulahrouz, Carvalho, Terry, Bridge, Makelele (Mikel 88), Essien, Ballack, Lampard, Kalou (Drogba 56), Shevchenko (Wright-Phillips 83) Unused Substitutes: Cudicini, Ferreira Booked: Makelele (66) Attendance: 19,398 Referee: Mark Clattenburg
by intervalo
| 2006-08-30 05:42
| 2006-2007 Chelsea
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