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2006年 12月 19日
17 Dec 2006International Stadium Yokohama / YOKOHAMA 19:20 67128人
Sport Club Internacional (Brazil/CONMEBOL) 1:0 (0:0) FC Barcelona (Spain/UEFA) 彼らはロナウジーニョに対してひどい歌を歌っていた。この歌はロナウジーニョを苛つかせたに違いない。 インテルの守備陣はロナウジーニョとデコをどう抑えるかというのがテーマだったと思う。彼ら二人に対してマンマークをつけて、時間とスペースを与えないように、自由にやらせないように激しいプレッシングをしていた。ロナウジーニョとデコに低い位置、ゴールから遠いところでプレーさせる事を意図していた。マンツーマン、セアラvsロナウジーニョ、セアラは最後までよくロナウジーニョへとついていた。インテルはとにかくディフェンス、プレッシングにおいて人数をかけ周りの選手の潰し、自由にやらせないようなサポートが早かった。インテルの守備は人数をかけて引き、バルサのアタックの選手達のプレーゾーンを消していた。その時、インテルのDFはマンツーマンでバルサの選手達のマークについていた。後半の途中くらいには、デコとかイニエスタがどこに出そうか迷っているシーンが多くあった。バルサはパスコース、選手と選手のサポートの距離が遠くなり、出しにくい状況になっていた。出して側が迷って一瞬遅れてしまい取られカウンターを作られることが何回かあった。インテルのDFはすごい集中していた。 インテルナシオナルはバルサの攻撃を止めてボールを奪ってから、動きだしのGOのスイッチへの反応が統一されていた。特にデコとロナウジーニョから奪った後の速攻は、一気にフィニッシュまで行くくらい、周りの選手達が動き出しチャンスを作った。 インテルの攻撃の選手達はpositionを変えまくっていた。すごいモチベーションで動き回り、バルサのDFの隙を作ろうとしていた。バルサはその選手達のマークの受け渡しで一瞬マークにずれが生じてしまい、チャンスを作られた。フェルナンドンに対してモッタがマッチアップしていたけれどもフェルナンドンはモッタとディフェンス、アレシャンドレなんかと入れ替わりながらプジョルとマルケスの間に頻繁に自分のポジションを変えていた。プジョルとマルケス、そしてモッタを撹乱し、隙を作り、そこへ後ろの選手が走り込めるような動きをしていた。よってプジョルが引き出されて何回かサイドの方へ流れることがあった。見ていて思ったのは、やっぱりDFはマークしている選手とタイプの違う選手が入れ替わり自分のゾーンに入ってくるとやりにくかったと思う。 インテルの攻撃の仕掛け方はアイディアがとにかく沢山あり、深かった。見ていて本当におもしろかった。ペナルティアーク付近へサイドのセンターサークルから高いボールが入り、それを競ったこぼれに3人目の選手が反応する感じとか。GKからのスローイングとかキックでチャンスが生まれたり。狭いエリアでもあえてシュートを打ち、バルサのDF陣に当たりこぼれたセカンドボールへ他の選手が反応し、それを決めようとしたり。ディフェンスからボールを奪って一気に行く感じ、その攻撃に対して何人も走り込んでくる攻めは見ていて迫力があった。 パトは積極的だった。この選手本当にすごいね。度胸あるし。シュートも打ってたし、仕掛けもしっかりしていた。オフサイドラインをギリギリ抜けようともしていた。17歳かー。本当に堂々とプレーしていた。こういう大事な試合をして成長し、また自信をつけたに違いない。 イアルレイはとにかくドリブルがすごい。キープしたらそう簡単には取られない。イアルレイはわざとオフサイドポジションに位置を取り、他の攻撃選手、二人、三人でバルサのラインを混乱させようとしたりもしていた。 後半の中盤、インテルはアレシャンドレに代えてルイスアドリアーノ投入。 フェルナンドンに代えてカルロスアドリアーノ投入。 結果的にこの投入された二人が決勝点の形をイアルレイと3人で作った。 インテルナシオナルの一点は一瞬の隙をつく、そして思わぬところから形ができて点が決まった。ロナウジーニョがインテルナシオナル自陣のエンドライン付近までプレッシャーへ行き、そこからDFのインジオが左足で大きくクリアー、そのクリアしたボールをセンターサークルよりやや手前でカルロスアドリアーノがヘディングに競り勝ち、ボールはセンターライン付近へ、そのボールに対してルイスアドリアーノが競り合い反応する。そしてそのボールはイアルレイの足下へ収まった。そこでイアルレイは少しドリブルをしてタメを作り、うしろから右サイドにふくらむようにルイスアドリアーノが走り、それとおなじように左をカルロスアドリアーノがイアルレイを追い越していった。そしてイアルレイはスピードに乗っているカルロスアドリアーノへラストパス、それを落ち着いて決めた。 本当に一瞬の出来事だった。 試合は一進一退、すごく緊張感があった。バルサは思うようにいつもの自分達のサッカーができず、この試合全体的にstressfulだったに違いない。チャンスはあったが結局点を決めることはできなかった。インテルのプレスがとにかく早かった。ロナウジーニョもデコもイニエスタもモッタもジュリもスペースも時間もない中でプレーしていた。それでも何回かはチャンスがあったものの、結局バルサは決定的なイメージを作る事ができなかった。この試合バルサは準決勝のクラブアメリカのように、ダイレクトやツータッチで回したりと言う、いいリズムの中でサッカーをすることはできなかった。ロナウジーニョも何回かFKのチャンスがあったものの決めることはできなかった。チーム全体としてインテルに押さえ込まれてしまった。リズムが作れず後半中盤、モッタに代えて、シャビを入れてリズムを変え少しずつおもしろいチャンスが生まれたが決める事ができなかった。ダイレクト、ワンタッチで三人目が動く攻撃がこの時間帯、何回かあった。シャビはシュートも打ったり、かなり高い位置でプレーしていた。デコもこのいい時間帯の時にミドルを2発打っていた。ザンブロッタは怪我をしてしまったらしい。前半よかったから後半開始の時にベレッチと交代したのは不思議だったし残念だった。バルサはグジョンセン、打てる状況、いい感じでシュートへ行くシーンが何回かあったけれども、コースに行かないシュートが多かった。グジョンセンでポストに収まるとチャンスが生まれたが・・・ グジョンセンはサイドからの低いクロスなんかも前であわせるのではなく、全部裏で待ってる感じだった。エスケーロが残り3分で投入されたけれども、交代はもっと全然早くて良かったと思う。エジミウソンではなくなぜモッタだったのか?バルサはこの大会に対するモチベーションが高かっただけにやっぱり負けて本当に悔しいに決まってる。試合後の表彰式を待つ選手達は呆然とし、ライカールト監督は下を向いてうろうろしていた。これリーガに少し影響するかもなぁ〜。 インテルナシオナルはバルサを完全に攻略した。インテルの監督はこの試合のためにかなり研究をしたと思う。次試合をしたらもしかしたら負けるかもしれない。だけどこの試合には勝った。勝負は本当に一瞬、ワンチャンスだった。だからサッカーはおもしろい。インテルの得点はあらゆる動きの試みの結晶だと言う感じがした。サッカーは本当にあらゆる要素が重要なものだと改めて思った。インテルの選手達は世界一になるためのモチベーションがバルサより強かったということなのか?彼らは本当に体が強かった、プレーもかなり激しかった。DFの選手もみんな個人技があるし巧かった。フィジカルもメンタルも強かったように見えた。監督の戦術も素晴らしいと思った。サポーターも多く来ていた。審判に抗議するインテルの選手達は激しかった。全てはつながっている。全てイコール今現在。素晴らしい試合だった。インテルナシオナルはこの試合に勝ち本当に嬉しそうだった。
by intervalo
| 2006-12-19 17:25
| Barca 2006-2007
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