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2007年 02月 19日
18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第23節、バレンシア対バルセロナの試合は、後半10分までにアングロ、シルバのゴールで一気に畳み掛けたバレンシアが2-1でバルセロナを下した。バレンシアは、首位バルセロナとの勝ち点差を4に縮め、レアル・マドリーと同勝ち点の3位に浮上した。 戦前の予想通り、試合は前半からバルセロナがボールを支配し、バレンシアがカウンターから攻撃を仕掛ける展開となる。前半7分、バレンシアがそのカウンターからいきなりビッグチャンスをつかんだ。中盤でボールを持ったモリエンテスが、ディフェンスラインの裏に抜け出したビジャにタイミング・長さのぴったり合ったスルーパスを送る。ビジャはプジョルの背後を取り、GKと1対1になるも、ここはバルデスが見事にストップした。 ピンチをしのいだバルセロナはその後、中盤でボールを支配しながら攻撃をじっくり組み立ててチャンスをうかがうが、バレンシア選手の集中力が高く、なかなか有効なスペースを作らせてもらえない。スペースを消された上にポジションチェンジがなく、サイドチェンジのボールもバレンシアの選手に消されていたため、バルセロナは攻撃が硬直化してしまった。 前線にボールが入らないことから、本来はウイング的に張り出すポジションを取るロナウジーニョ、イニエスタが中盤に下がってボールを受けるシーンが目立ち、FWのグジョンセンは完全に孤立してしまっていた。バルセロナ唯一の決定的チャンスは前半31分、右のイニエスタからのクロスにグジョンセンが合わせたシュートのみ。ボール支配では完全に上回っていたものの、バレンシアの強固な守備と鋭いカウンター攻撃の前に前半は逆にペースを握られた。 後半に入るといきなり試合が動く。後半7分、左サイドでボールを受けたビジャがペナルティーエリア内までドリブルで持ち込み、タイミングを見計らって中央にクロス。それを素晴らしい動きでフリーになっていたアングロが押し込み、バレンシアが先制した。続く後半10分には、右サイドから抜け出したアングロがクロスを上げ、一度はGKバルデスがはじくものの、再びアングロが背後でフリーになっていたシルバにパスを出し、そのシルバが利き足ではない右足で押し込み2点目を挙げた。 バレンシアにとっては後半開始早々の時間帯に、2度のカウンターアタックから2得点。ゲームプラン通りとはいえ、その切れ味鋭いカウンター攻撃はまさにバレンシアらしいサッカーで、相手がバルセロナのようにボール支配をベースにしたチームには、より威力を発揮することが明らかになった。 その後もオープンな試合展開は続き、バルセロナはメッシの投入によって攻撃面でのアクセントが付き、より攻勢に出る。後半16分、アルベルダがメッシに背後から危険なタックルをお見舞いすれば、その直後にデコがアルベルダに報復行為と取られるタックルで両者が一発退場。バレンシアはモリエンテス、ビジャのFWを下げ、パジャルド、ホアキンの中盤を入れて守備固めに入る。対するバルセロナは、DFのエジミウソンに代わってジウリーが入り、最後は3バックで前線の枚数を増やしたが、結局はロスタイムにFKでロナウジーニョが1点を返すにとどまり、バレンシアが2-1でバルセロナを下した。 ボール支配率70%、バレンシアの2倍にあたる12本ものシュートを放ちながら敗れたバルセロナ。ライカールト監督は、「内容は良かった」と語っていたが、それはあくまで2失点してからのこと。前半からバレンシアのゲームプラン通りの展開に陥り、ボールを支配していたというよりも、“持たされていた”という表現がぴったりくるような内容で、強固なブロックを構築するバレンシアのディフェンスラインをこじ開けることはできなかった。 単に引いて守ることはどのチームもできるが、攻撃に転じた際の武器があるかどうかがバルセロナ相手に勝つためのポイントであり、リーガで優勝争いができるかどうかの分かれ道。バレンシアがカウンターアタックという武器でバルセロナを切り裂き、優勝争いに踏みとどまる貴重な勝利を飾った。 -Ichiro Ozawa from Spain- [ スポーツナビ 2007年2月19日 13:18 ]
by intervalo
| 2007-02-19 19:59
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