【ロンドン19日時事】サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーは19日、2005~06年シーズンの収支を発表し、赤字は8020万ポンド(約187億円)で一昨季に比べて約43%減少した。
4年前にロシア人富豪のアブラモビッチ氏がオーナーに就任し、巨費を投じて戦力を補強してきたチェルシーは、04~05年シーズンにサッカー史上最大とみられる1億4040万ポンド(約327億円)の赤字を出し、話題となった。赤字圧縮要因には、一昨季の主な支出に先行投資的なものが含まれていたこと、今年1月の移籍期間で選手獲得を見送ったことなどが挙げられている。
[ 時事通信 2007年2月20日 11:32 ]