エトーとライカールトの対立は続いている。リバプール戦のメンバーからもエトーは外されてしまった。18日にアウエーで行われたバレンシア戦ではエトーが自らメンバー入りを拒否し、試合は1−2で敗れていた。
ライカールトは「準備ができれば」エトーをメンバーに含めると言っていたが、明らかにまだその準備はできていないようで、21日水曜日に行われるチャンピオンズリーグの試合はエトーを欠いて戦うことになった。
ライカールトとエトーの衝突の発端は10日前。エトーがラシン・サンタンデール戦の残り5分の時点から出場することを拒んだのが始まりだった。その後エトーは監督を厳しい言葉(「悪い人間だ」)で批判し、チームメートのロナウジーニョに対してもチームのことを考えずに個人主義に走り過ぎていると責め立てた。和解は成立したかに見えたが、単なる幻想に過ぎなかったようだ。
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[ スポーツナビ 2007年2月21日 11:21 ]