ロナウド・ジ・アシス・モレイラ、通称ロナウジーニョは、27日にバルセロナでスペイン憲法への宣誓を行った。これでブラジル人のロナウジーニョは、スペイン市民権を獲得。外国人枠から外れるため、バルセロナはもう1人EU(欧州連合)外の外国人選手を起用できるようになる。
ロナウジーニョは2003年にフランスのパリ・サンジェルマンからバルセロナへ移籍。ジョアン・ラポルタが“宿敵”レアル・マドリーに対抗できる強力なチームを作り上げるための最初の補強の1人だった。スペインの市民権獲得のための手続きは1年ほど前から開始され、憲法への正式な宣誓をもってすべて完了した。
新たにスペイン人となるバルセロナの選手はロナウジーニョだけではない。メキシコ人のジオバニ・ドス・サントスも近日中に同じ手続きを行う。これでEU外の外国人選手扱いとなるバルセロナの選手は、カメルーンのサミュエル・エトーとコートジボワールのヤヤ・トゥーレの2人だけということになる。
(C)SPORT
[ スポーツナビ 2007年8月28日 12:01 ]