【ロンドン5日時事】国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は5日、クラブチームの先発メンバーに占める外国選手の人数を制限したい考えを示した。具体的には先発11人のうち、その国の選手を少なくとも6人含むよう義務付けようというもので、今後案を詰めた上で、2010-11年シーズンからの導入の方向で来年の総会に諮る、としている。
欧州連合(EU)では域内労働者の移住の自由を認めており、サッカー選手も同じ位置付けにあるが、同会長は「サッカー選手は労働者ではない。彼らは労働者である以上に芸術家だ」と、持論を話した。
[ 時事通信 2007年10月6日 11:01 ]