3月26日20時2分配信 読売新聞
J1・川崎は26日、ブラジル人FWフッキ(21)が退団すると発表した。
起用法や待遇面での不満を理由に17日に本人から申し出があったもので、クラブ側は、数度話し合いを持ったが翻意できなかったため、移籍という形で了承することになったという。
フッキは昨季、東京Vでプレー、圧倒的なシュート力とスピードで37得点を挙げて得点王となり、J1昇格に貢献。期限付き移籍を終えて今季、3シーズンぶりに川崎に復帰した。
川崎ではリーグ初戦こそフル出場したものの、続く神戸戦では途中交代。20日に開幕したナビスコ杯では、故障を理由に2試合とも出場しなかった。川崎は、昨季J1得点王のジュニーニョ、北朝鮮代表の鄭大世ら強力なFW陣を擁し、優勝候補に挙げられていたが、今季ここまでの公式戦で1分け3敗と、不振にあえいでいる。
フッキの移籍先については今後、国内外を問わず、代理人と話し合っていくという。